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2012 年度 実績報告書

大豆イソフラボンを利用する薬物代謝酵素活性の評価

研究課題

研究課題/領域番号 22780125
研究機関杏林大学

研究代表者

細田 香織  杏林大学, 保健学部, 助教 (60433728)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード大豆イソフラボン / 薬物代謝酵素 / UGT / SULT
研究概要

大豆イソフラボンであるダイゼインとゲニステインは、主に肝臓において UDP-グルクロン酸転移酵素 (UGT) 及び硫酸転移酵素 (SULT) により代謝され、大部分はグルクロン酸抱合体、硫酸抱合体、およびこれらの二重抱合体となって体内を循環する。そのため、これら抱合代謝物の種類と生成量は、代謝経路に関与する UGT および SULT の酵素活性を反映すると考えられる。本研究の目的は、大豆イソフラボンの代謝を利用し、UGT 及び SULT の活性評価系を確立することである。
平成 24 年度は、以下の研究を実施した。
ゲニステインのグルクロン酸抱合反応に関与する主要な UGT 分子種の同定:昨年度までに実施した酵素反応の結果より、ゲニステインから 7 位グルクロン酸抱合体 (G-7-G) への代謝過程に UGT 酵素分子種 4 種 (1A1、1A9、1A8、1A10) が主要に関与すると判明している。一方、きな粉 10 g 摂取後のヒト血漿中において、グルクロン酸の二重抱合体 (G-4',7-diG) が主要代謝物の一つであることが判明している。これらのことから、ゲニステインから G-4',7-diG への代謝に関与する酵素分子種を解明するため、G-7-G を基質とした酵素反応実験を行った。プールド肝ミクロソームを用い、酵素濃度、反応時間、各種試薬添加濃度について検討し、酵素反応条件の最適化を行った。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 図書 (1件)

  • [図書] Isoflavones Chemistry, Analysis, Function and Effects2013

    • 著者名/発表者名
      Kazuo Ishii (Chapter 13)
    • 総ページ数
      683 (担当Chapter 13: P196-217)
    • 出版者
      RSC Publishing

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公開日: 2014-07-24  

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