研究課題
若手研究(B)
癌の無限増殖に関わる酵素テロメラーゼの阻害物質を食品成分から探索した結果、カロテノイドの一種であるβ-カロテンを新たに発見した。β-カロテンを単独で癌細胞に処理すると、生理的な条件よりも比較的高濃度でテロメラーゼ活性を阻害するが、ビタミンE(α-トコフェロール)をβ-カロテンと同時に処理すると、生理的なβ-カロテン濃度(5μM)でもテロメラーゼの有意な阻害効果が認められた。この効果を動物実験でも確認した。
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FEBS Letters
巻: (in press)
Biosci. Biotech. Biochem