研究課題
若手研究(B)
外生菌根圏に存在するバクテリアの群集構造および多様性解析を行い、植生遷移に伴う樹木-菌根菌-バクテリアの三者共生の相互作用機構について新たなモデルを提言することを目的とした。富士山火山荒原における一次遷移樹種であるミヤマヤナギについて、遷移の発達段階の違いが菌根圏バクテリアの群集構造に及ぼす影響を解析したところ、ミヤマヤナギの成長に伴う菌根菌種の遷移系列と菌根圏バクテリアの種構成が対応していることがわかり、植生遷移と共に菌根圏バクテリアの種構成は変化することが示された。
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関東森林研究
巻: 63(掲載確定)
http://lbf.nenv.k.u-tokyo.ac.jp/contents/Nara_lab/Top.html