研究課題
若手研究(B)
炭素安定同位体ラベリング手法を森林樹木に適用し、レーザー同位体分光装置を用いて幹・根呼吸中の13CO2を測定することによって、炭素が樹体に取り込まれ、滞留・循環し、放出されていく様子を定量化することを目指した。コナラ成木に計7回のラベリングを行い、炭素の移動速度を計算した。夏にはラベリングから半日程度で粗根まで、1日程度で細根まで到達していたが、秋には遅くなっており、炭素の移動速度に季節変化があることが明らかになった。
すべて 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (11件)
Tree Physiology
巻: (Accepted)
森林科学
Biogioscience
巻: 8 ページ: 1-6
DOI:10.5194/bg-8-1-2011
New Phytologist
巻: 190 ページ: 181-192
DOI:10.1111/j.1469-8137.2010.03599.x