研究課題
若手研究(B)
森林生態系の天然更新において、樹木実生のもつ病原菌に対する防御 機能に着目し、その初期定着サイト決定要因としての役割を調査した。異なる光環境下のブナ 実生において、防御機能の発達程度と病原菌接種による枯死率を解析した結果、弱光条件では 抗菌物質が低濃度であり枯死率が高かったのに対し、強光条件では抗菌物質の濃度が高まり生 残率が高かったことから、実生の防御機能の発達が初期定着サイトを決定する要因の一つとな っていることが示唆された。
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