研究課題
若手研究(B)
トラフグ鰓に特異的な寄生虫はクサフグには寄生しない。本研究はこの現象に関わる分子の同定を目指した。トラフグの膜タンパク質を昆虫細胞表面に提示させる実験系を確立することはできたが、実際の分子の同定には至らなかった。並行して両種の鰓における発現量の異なる遺伝子を探索した結果、我々がかつて体表粘液から発見した免疫関連因子、パフレクチンが含まれていた。この分子を寄生虫が逆利用して宿主特異性を示しているのかもしれない。
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