研究課題
若手研究(B)
真骨魚類は,鰓の「塩類細胞」をつかって,淡水と海水という全く異なるイオン環境に適応することができる.研究代表者はこれまで,塩類細胞のイオントランスポーターを同定・可視化することにより,ティラピアの塩類細胞が4型に分類できることを報告してきたが,本研究では,ニジマスの塩類細胞は3型に分類できることを発見した.さらに,多くの魚種について,塩類細胞の機能的分類という今までにない切り口を用いることにより,真骨魚類の浸透圧調節機構の共通性と多様性を明らかにした.
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