研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、緑茶の多地域間フードシステムにおける川中の製茶業の独占的競争の経済効果について、多地域間応用一般均衡モデルを用いて定量的に示すことである。分析の結果、最終財生産地域における製茶業の独占的競争は、当該地域での製茶業の企業を集積させ、財を多様化させる効果があった。また、素材・中間財生産地域でも製茶業が独占的競争を行った場合、 フードシステム全体により高い経済効果を有するという結果を得た。
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2010 年度 日本農業経済学会論文集
ページ: 191-198