研究課題
若手研究(B)
沿岸部地下に貯留される淡水の塩化監視技術を構築するために,海水侵入によって生じる淡塩水境界面の位置計測プローブを開発し,その有効性を室内実験によって評価した.円筒容器内に淡塩水境界面を模擬的に作製し,開発した円筒型プローブを容器中央に固定して境界面の位置変動を計測した.実験の結果,観測井戸を模擬したカラムの内部に境界面が明瞭に形成される条件であれば,開発したプローブでその位置変化を計測でき,同プローブを沿岸地下の淡水資源の塩化監視技術として有効に活用できることを確認した.
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水文・水資源学会誌
巻: 24巻 ページ: 170-176
土木学会論文集B
巻: 66巻 ページ: 189-195