研究課題
若手研究(B)
狂犬病ウイルスは、ヌクレオカプシド(N)蛋白質の機能により、宿主細胞のウイルスRNAセンサーであるRIG-Iの活性化を回避し、I型インターフェロンの産生を抑制している。本研究では、この現象の詳細な分子機序の解明を目的とした。その結果、N蛋白質の273及び3944位のアミノ酸がRIG-I活性化回避に重要であることを示した。また、RIG-I標的分子である可能性が指摘されている欠損干渉RNAの分子構造を明らかにし、その定量のための基盤を確立した。
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Virus Res
巻: 155 ページ: 168-174