研究課題
若手研究(B)
ヨウ素欠乏症は世界で最も深刻な微量栄養素欠乏症の一つである。本研究は、作物を通じてヨウ素栄養を普及させるための、高ヨウ素栄養作物の開発を最終目的としている。これまでに、I-イオンをメチル化し大気中へ放出する活性を持つAtHOL1タンパク質の発現抑制により、シロイヌナズナ中のヨウ素含量が上昇することを見出している。この技術をイネに応用し、玄米等に含まれるヨウ素含量を上昇させることに初めて成功した。
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Plant Biotechnol
巻: 29 ページ: 103-108