研究課題
若手研究(B)
単純な直鎖状の分子構造からο-キノジメタンの生成、6π-電子環状反応、続く分子内Diels-Alder反応を経てtricyclo[3.2.1.0^<2, 7>] octane構造へと変換するカスケード反応の開発を試みた。ところが、目的の化合物は得られず反応途中に望まない8π電子環状反応が進行した8員環化合物が得られた。しかしながら8員環生成物は有機合成化学的に有用な分子構造であり、この反応も有用な反応である。種々検討の結果、8員環化物の収率を向上させることができた。
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