研究課題
若手研究(B)
有機合成反応は,様々な機能性物質を得る基盤技術であるが,その効率化については,あまり注目されてこなかった.本研究では,有機合成反応を高度に効率化すべく,高活性な触媒の利用に基づく反応効率の改善と,温和な触媒を用いた効率的な合成反応の開発(反応自体の効率化) を行った. 検討の結果,炭素酸構造をもつ高活性触媒の開発に成功し,これを用いた様々な合成反応の改良に成功した.また,穏やかな酸を用いることで,3ないし4つの反応基質が,1つの生成物へと収束する多成分反応の開発にも成功した.
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