研究課題
若手研究(B)
ヘテロ環の開裂を伴う官能基化は、多様な複雑骨格を簡便に合成するための有用な手法である。今回我々は、緩和な条件下、安定な環状エーテルであるテトラならびにジヒドロフラン誘導体の環開裂型官能基化に成功した。更に、不安定中間体を生成する縮合環への官能基化にも成功し、多様な鎖状ならびに環状化合物の効率的合成法として開発した。得られた化合物は勿論のこと確立した方法論は、様々な生物活性化合物や機能性材料の合成に応用可能である。
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Synlett
巻: 14 ページ: 2151-2155