研究課題
若手研究(B)
本研究ではニーマンピック病C型(NPC)のアラキドン酸代謝を解析した。またNPCで蓄積が認められるスフィンゴ脂質によるアラキドン酸代謝への影響を調べ、以下の結果を得た。1)NPC細胞では細胞質型ホスホリパーゼA2α(cPLA2α)によるアラキドン酸代謝が細胞障害性や活性酸素種(ROS)の産生に重要な役割を担っていること、2)スフィンゴミエリン(SM)やラクトシルセラミド(LacCer)がcPLA2αの活性を直接的に調節していることを明らかにした。
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