研究課題
若手研究(B)
薬剤性肝障害(DILI)を動物で再現することは通常困難であるが、菌体外毒素リポポリサッカリド(LPS)の少量暴露により薬剤感受性が上昇することが報告されている。LPSの効果は主に炎症性サイトカイン産生亢進によると考えられてきたが、今回新たに、肝細胞GSH低下も重要なDILI増悪の相乗要因となること、また、GSH低下の様式には種差があり、ラットではLPS処理直後からの血管側へのGSH排出亢進、マウスでは代謝過程の変化が主に関与することが示された。
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Biochim Biophys Acta
巻: 1822 ページ: 980-987
Mol Pharmacol
巻: 79 ページ: 241-250
http://square.umin.ac.jp/todaiyak/