臨床的に重要な薬物間相互作用(DDI)に関わるCYPの基質薬、阻害薬、誘導薬を網羅的に調査し、その関与の程度を分類することで統合的なDDIのマネジメントを可能とするとともに、これを薬剤師むけの情報誌に特集として継続的に発表した。本研究では、臨床的に重要な相互作用に関わる基質薬、阻害薬、誘導薬の網羅的調査を継続する一方で、in vivoのDDIをin vitroから予測する効率的な方法を検討した。さらに、これまでCYP3Aが関与する薬物間相互作用で程度が不明であった消化管の代謝の寄与について、その重要性を明らかとした。
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