研究課題
若手研究(B)
最近申請者は、薬剤を繰り返し服用中の患者に対して2点のみの採血を行い、血中濃度のピーク値(C_<peak>)とトラフ値(C_<trough>)を解析する事によって、薬物血中濃度曲線下面積(AUC)を簡便に推定する方法を考案した。ピーク・トラフ2点採血デザインはAUC推定値から薬剤投与設計時に必須な個人の経口クリアランス(CL/F)に関する情報が得られる上、採血に伴う身体的苦痛や時間的拘束が比較的小さいため、患者からの研究協力が得やすいなどの利点がある。本研究では、肺血管拡張薬であるボセンタンについて実際の小児患者を対象とする連投薬物動態試験を企画・実施し、2点採血デザインの有用性を確認した。
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