研究課題
若手研究(B)
慢性ストレスは抑うつや不安など情動行動の変化を引き起こすが、その機序は不明である。本研究では、マウスうつ病モデルである反復社会挫折ストレスにおいて、炎症関連分子であるプロスタグランジン(PG) E_<2>とその受容体EP1が前頭前皮質ドパミン系の抑制を介して情動変化を誘導することを示した。さらに、反復社会挫折ストレスによる情動変化にPG合成酵素COX1が必須であること、COX1がミクログリアに発現することを示し、反復ストレスにミクログリアでのPGE2生成が関わる可能性を提示した。
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