研究課題
若手研究(B)
Wntシグナルは骨分化を促進する主要なシグナル経路であるが、その制御機構は未だ不明な点が多い。本申請者はPDZRN3蛋白質がWntシグナルの新たな制御因子であることを見出した。骨分化における機能解析の結果、PDZRN3は活性化されたLRP6(Wnt受容体)に結合し、その蛋白質レベルを抑制することが分かった。即ちPDZRN3はWntシグナルの抑制を通して骨分化を負に調節する働きを持つことが判明した。
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Mol. Biol. Cell
巻: 21 ページ: 3269-3277