2012 年度研究成果報告書

オートファジーの栄養代謝学的意義の解析

研究課題

研究課題/領域番号	22790276
研究種目	若手研究(B)
配分区分	補助金
研究分野	医化学一般
研究機関	東京医科歯科大学
研究代表者	久万亜紀子東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (30392377)
研究期間 (年度)	2010 – 2012
キーワード	オートファジー / ノックアウトマウス / 栄養代謝
研究概要	オートファジーは細胞内の主要な分解システムである。本研究では、オートファジー必須遺伝子Atg5を欠損させたマウスを用い、オートファジーの栄養学的役割を解析した。その結果、Atg5ノックアウト肝では絶食時の解糖系およびβ酸化の亢進が見られないことが分かった。また、絶食時の肝臓内アミノ酸濃度およびタンパク質合成が低下していたことから、オートファジーが絶食時のタンパク質合成に重要であることが示唆された。