研究課題
若手研究(B)
本研究では、炎症反応を負に制御する脱ユビキチン化酵素A20の組織特異的ノックアウトマウスを作成した。腸上皮特異的ノックアウトマウスは目立った表現型を示さなかった。皮膚特異的ノックアウトマウスは生育遅延を起こした。解析の結果、皮膚には異常は認められなかったが、胃の食道側の上皮に炎症および肥厚化を認めた。このことから、A20皮膚特異的ノックアウトマウスにおいては、胃において異所的にCreが発現してA20が欠損することによって炎症を起こし、その結果生育が遅延すると考えられる。
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