研究課題
若手研究(B)
癌抑制遺伝子群として以前に単離されていたHRASLSファミリー(HRASLS1_5)のすべてがグリセロリン脂質を基質とする脂質代謝酵素活性を示すことを明らかにし、HRASLS1_5のそれぞれをphospholipase A/ acyltransferase(PLA/ AT)-1_5と名付けた。PLA/ AT-3を安定的に過剰発現するHEK293細胞株(PLA/ AT-3発現細胞)を樹立したところ、同細胞ではペルオキシソームが消失しており、それによってペルオキシソームで合成される一連のエーテル型脂質の劇的な減少が観察された。これより、PLA/ AT-3は細胞内においてリン脂質代謝酵素として機能することで、ペルオキシソームの細胞内含量を調節している可能性が示唆された。
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