研究課題
若手研究(B)
本研究では細胞増殖や細胞運動に関連するSNX5蛋白に対するモノクローナル抗体を樹立し、免疫組織学的解析を行ったところ、SNX5蛋白が甲状腺乳頭癌に高率に発現していることを見いだした。またSNX蛋白を強制発現させた細胞株において、腫瘍抑制、アポトーシス誘導、DNA修復などの機能が報告されているcaspase-2の増加が確認された。こうした研究結果からSNX5-Caspase2経路に基づく甲状腺癌の解析により新たな発癌機構が見出される可能性がある。
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Cancer Sci
巻: 103(7) ページ: 1356-62
DOI:10.1111/j.1349-7006.2012.02296.x