研究課題
若手研究(B)
黄色ブドウ球菌が産生するET及びEDINを組換え体で精製後、実験動物マウス並びに培養細胞を用いて生物活性を確認した。次に、これらの毒素のマウス表皮から全身への拡散性を検討するため、皮膚組織を用いてトランスウェルにて解析した。その結果、いずれの条件下でもETの下層への拡散性が認められた。これは皮膚組織を装着する時に、皮膚がずれて隙間が出来て上下の培養液の区分けが出来ていなかったことが原因と考えられた。