研究課題
若手研究(B)
Bacteroides fragilis YCH46株のゲノム上にはDNA逆位によってON/ OFF制御される計7箇所の莢膜生合成遺伝子領域が存在する。しかし、現時点では7種類の莢膜多糖のそれぞれがどのような組み合わせで発現制御されているのか、さらには腸管内でのどのような外的刺激・環境変化によって発現制御されるかは不明である。各locusの発現パターンは、理論的には2^7=128通りの組み合わせパターンが考えられるにもかかわらず、in vitroの培養系ではPS3領域のプロモーターのみがONになるクローンが全体の12%も占めた。また、B. fragilisPS3欠失株単独定着マウスでは野生株定着マウスと比べて小腸粘膜固有層におけるCD4^+ IL-4^+細胞数が約1/ 4に減少していた。
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