研究課題
若手研究(B)
G群レンサ球菌による劇症型感染症のマウス感染モデル構築のため、劇症型感染症患者から分離されたRE378株を、ヒトCD46トランスジェニックマウス足蹠に皮下注射した。その結果、感染マウスは28日後も生存していたが、顕著な化膿性関節炎を発症していた。関節では骨、軟骨組織に異常が見られ、破骨細胞による骨破壊が活発に起きていることが明らかになった。RE378と強毒型A群レンサ球菌MTB313の比較ゲノム解析を行った結果、宿主への付着および免疫系からの回避に関わる遺伝子が、G群レンサ球菌感染に特有の病態を生み出している可能性が示唆された。
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