研究課題
若手研究(B)
βシート構造にリフォールディングされたヒト組み換えプリオン蛋白だけに反応し、正常な構造のプリオン蛋白には結合しないPRB7 IgG抗体を作製し、128. 132の領域に弱い相同性のあるミモトープペプチドを単離した。バクテリオファージは私どもの生活環境に常在する、細菌に感染するウィルスであるが、アジュバントを用いることなく強いIgG抗体応答を誘導できることから、プリオン抗体のミモトープを提示したファージは治療抗体を誘導できるワクチンに応用できると考えられる。バクテリオファージは、安価に短期間で大量調整が可能であり、安全なワクチン担体として利用できると考えられる。
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http://www.be.kagoshima-u.ac.jp/~sugimura-lab/