研究課題
若手研究(B)
リバースジェネティクス系を用いて、cDNA由来のVP4遺伝子(外殻スパイク蛋白質VP4をコード)をゲノムとして有する組換えロタウイルスを作製した。VP4上のトリプシン切断領域にフューリン様プロテアーゼ認識配列を導入した組換えロタウイルスは、トリプシン非存在下では多段階増殖し得ないのみならず、新生ビリオンの大部分が感染細胞内に蓄積しており、増殖能は野生型VP4を有する親株に比べて大きく低下した。細胞内でのVP4活性化はロタウイルス増殖には負に作用する可能性が示された。
すべて 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件) 図書 (1件)
J. Gen. Virol
巻: 92 ページ: 2914-2921