研究課題
若手研究(B)
T細胞は獲得免疫系の中心となる細胞であり、体内ではその数が一定に保たれる機構がある。このT細胞恒常性の維持機構を理解するために、変異剤を用いてマウスに突然変異を導入し、T細胞に異常を持つ個体をスクリーニングし、ナイーブT細胞数が激減している変異個体(T-Redマウス)を得た。その責任遺伝子は、物質輸送に関わる膜タンパク質として知られる遺伝子であったが、これ以外にも核内でDNA修復機構に関与するという新しい機能が示唆され、それがT細胞生存に重要である事を示した。
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Cell
巻: 148 ページ: 447-457
J. Exp. Med
巻: 208 ページ: 103-114
http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/molonc/www/index.html