地域医療実習は、岡山らの提唱した標準プログラムの11 項目(医学教育 2004;35:197-202)に加え地域の魅力を一度に多くの項目を実習させることで、鹿児島大学地域枠学生だけでなく、全国から公募で参加した医学生に対しても良い影響を与え、効率的な実習を実施することができると考えられた。全国調査では各項目を、実習毎に分けて行っている大学も多く存在しており、実習項目を多く含み一度に実習できるプログラムが望ましい。また、経験できる項目も偶発的な状況に左右されるため、シュミレーション教育も有用と考えられた。
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