研究課題
若手研究(B)
細胞小器官である小胞体に異常な蛋白質などが蓄積すると「小胞体ストレス」が生じる。本研究では、妊娠マウスに小胞体ストレスを負荷し、胎仔発育・胎盤機能に与える影響について検討した。母体への小胞体ストレス負荷は、(1)妊娠中期において胎仔・胎盤重量の著しい低下を引き起こし、後期では早産の確率を高めた。(2)連続的に小胞体ストレス負荷された胎盤では、血管形成の阻害や糖輸送遺伝子発現量の変動が認められた。(3)小胞体ストレス抑制剤処理は、胎仔発育・胎盤機能を回復させることが明らかとなった。
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http://p.bunri-u.ac.jp/lab11/