研究課題
若手研究(B)
iPS細胞から造血幹細胞への分化培養系において、環境化学物質であるフタル酸エステルの毒性影響を評価した。その結果、最も広く利用されているDEHPが分化を抑制すること、逆にDEHPの代謝産物であるMEHPは促進的に影響することがわかった。また、これらフタル酸エステルによる影響には、これまで報告されている受容体・転写因子とは異なる作用機序が存在することが示唆された。