研究課題
若手研究(B)
我々は、エクソゾーム分泌とウイルス動態は酷似していることから、ESCRT経路とHCVとの関係を解析した。ESCRT構成分子の機能低下Huh7細胞を樹立し、JFH1を感染させたところ、上清に放出される感染性HCV粒子は減少した。免疫電顕をおこなうと、HCVコアタンパクとmultivesicular body内のintraluminal vesicleは共局在していた。以上のことからHCVはHrs依存性エクソゾーム経路を利用してアセンブリを行っていることが示唆された。
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