研究課題
若手研究(B)
今回の研究では、肝臓細胞内での肝炎ウイルス複製に対する新たなる抑制機構を解明するために、B型肝炎ウイルス蛋白を導入させたマウスや培養細胞モデルを用いて解析した。その結果、発癌抑制分子の一つであるサイクリン依存性キナーゼ阻害蛋白(p21)の細胞内局在を核内へ誘導コントロールすることにより、発癌抑制作用だけでなく抗ウイルス作用も発揮されることが示唆された。このことが、新規の抗ウイルス療法の開発に寄与し得るものと考えられる。
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