研究課題
若手研究(B)
大腸癌のモデル動物ApcMinマウスの腫瘍において、Hes1が腫瘍細胞の増殖ならび未分化性維持に関与していることがあきらかになった。さらに重要なことに、正常腸管上皮においては、Hes1に加えてHes3やHes5が幹細胞維持に協調的に関与していることがわかった。この結果より、Hes1の阻害は、正常腸管に影響を与えることなく、腫瘍の増殖を抑制し、正常上皮へと分化させる治療の開発に寄与すると考えられた。
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