研究課題
若手研究(B)
ヒトの尿より新たなアンジオテンシン関連ペプチドを単離し、構造解析を行った。その結果、このペプチドはこれまでに報告のない新しい分子型である事が分かった。そこで、このペプチドに対する抗血清をウサギで作製し、測定系を確立した。ヒトの尿500検体の新規ペプチドの測定を行ったところ糸球体濾過率が減少すると尿中の新規ペプチドの排泄量が有意に増加する事が明らかとなった。また蛋白尿を伴う糖尿病患者ではこの新規ペプチドが有意に増加していた。つまり糖尿病性腎症のバイオマーカーになりうる可能性が示唆された。さらに抗血清を用いて免疫染色を行ったところ腎臓・心臓を含めた多くの組織中に新規ペプチドが存在している事が明らかとなった。
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