研究課題
若手研究(B)
ヒト肺がん細胞株を用いてSP-A強制発現株を作成し、SP-Aの肺がん進展における役割を解析した。強制発現株では、1.マウスモデルにおいて肺転移および胸水産生能の低下、2.腫瘍内に集積したマクロファージ数の増加、3.マクロファージの中でも抗腫瘍活性をもつM1マクロファージの増加、が認められた。SP-Aはマクロファージの極性を抗腫瘍作用を持つM1へと誘導し、肺がん進展に抑制的に働くことが考えられた。
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