研究課題
若手研究(B)
申請者はSOCSアデノウイルスベクターが悪性胸膜中皮腫に対して様々なメカニズムで抗腫瘍効果を発揮することを明らかにし、さらに従来の抗癌剤(悪性胸膜中皮腫に対する標準治療であるシスプラチンとペメトレキシド)との併用によって相乗的な抗腫瘍効果が得られることを示した。本研究における悪性胸膜中皮腫に対するSOCSアデノウイルスベクターの胸腔内投与モデルは悪性胸膜中皮腫の遺伝子治療として実地臨床への応用が期待される成果である。
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Int J Cancer
巻: (In press)
DOI:10.1002/ijc.27350.
巻: 129(4) ページ: 1005-17
DOI:10.1002/ijc.25716
http://www.nibio.go.jp/news/2010/10/000033.html