研究課題
若手研究(B)
インスリン抵抗性を有する肝疾患患者は高率に癌を発症することから予後不良である。近年、インスリン抵抗性は、心血管疾患の発症のみならず、癌の発症や悪性度に関与する上皮間葉移行にも関与する事が明らかとなっているが、インスリン抵抗性によって誘導される肝癌細胞の上皮間葉移行に分子機序は十分に解明されていない。また、インスリン抵抗性改善剤による肝発癌および肝癌細胞EMT抑制効果も未だ明らかでない。我々は、本研究において、interleukin-6は、高インスリン状態下で肝癌細胞の上皮間葉移行を誘導することを明らかにした。また、dipeptidyldeptidase-4阻害剤は肝癌細胞の上皮間葉移行を抑制することを明にした。
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