研究課題
若手研究(B)
難治性形質細胞疾患である多発性骨髄腫の形質細胞において、ゲノム全体でのDNAメチル化異常の解析を行いました。DNAメチル化により発現抑制される遺伝子群を同定し、一部の遺伝子では治療抵抗性や予後との関連が見いだされました。次に、ヒトゲノムの42%を占めるレトロトランスポゾンに着目し、その低メチル化と染色体異常や予後との関連を見いだしました。さらに、次世代シーケンサーを用いて、ゲノム全体のDNAメチル化異常を解析し、病因や病態進展と関わる遺伝子発現や染色体異常との関連を調べております。
すべて 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (13件) 図書 (1件)
Oncol Rep
巻: 26(4) ページ: 949-55
DOI:10.3892/or.2011.1382
PLoS ONE
巻: 6(5) ページ: e19618
DOI:10.1371/journal.pone.0019618
Hum Mutat
巻: 31(8) ページ: 966-74
DOI:10.1002/humu.21300
Blood
巻: 116(9) ページ: 1460-8
DOI:10.1182/blood-2009-06-222943