正常人、SLE患者T細胞のオートファジー機能とそのアポトーシスに対する役割の解析

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22790924
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 膠原病・アレルギー内科学
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 藤井 博司 東北大学, 病院, 助教 (30531321)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2011
• キーワード: 膠原病学

研究概要

持続的な分裂増殖をするヒトプライマリT細胞におけるハイスループットかつ高感度なフローサイトメトリーによるオートファジーの定量系の開発を行った。上記の方法を用いてT細胞各種細胞ストレス、薬剤によるオートファジー誘導能、オートファジーの細胞死における機能的意義の解析を行いオートファジーは活性化T細胞において細胞死に抑制的に働いていることを明らかにした。

研究成果

• [学会発表] 顕著な脳炎を呈した中枢神経ループス患者における新規抗EphB2自己抗体の同定 (2012)
  • 著者名/発表者名: 白井剛志、藤井博司、中村恭平、渡部龍、田島結実、高澤徳彦、石井智徳、張替秀郎
  • 学会等名: 第56回日本リウマチ学会総会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2012-04-28
• [学会発表] フローサイトメトリーを用いたヒトプライマリT細胞におけるオートファジーの定量と機能解析 (2012)
  • 著者名/発表者名: 渡部龍、藤井博司、白井剛志、田島結実、高澤徳彦、石井智徳、張替秀郎
  • 学会等名: 日本分子生物学会第12回春季シンポジウム
  • 発表場所: 山梨
  • 年月日: 2012-04-25
• [学会発表] Retroviral vector system identified FLRT2 as a novel cell surface autoantigen against anti-endothelial cell antibodies in systemic lupus erythematosus. (2011)
  • 著者名/発表者名: Shirai. T , Fujii. H, Ono. M, Takasawa. N , Ishii. T, Harigae. H.
  • 学会等名: 米国リウマチ学会(ACR)
  • 発表場所: シカゴ
  • 年月日: 2011-11-05
• [学会発表] レトロウィルスベクターシステムを用いた抗血管内皮細胞抗体対応自己抗原FLRT2の同定 (2011)
  • 著者名/発表者名: 白井剛志、藤井博司、中村恭平、渡部龍、田島結実、高澤徳彦、石井智徳、張替秀郎
  • 学会等名: 第55回日本リウマチ学会総会
  • 発表場所: 神戸
  • 年月日: 2011-07-19