研究課題
若手研究(B)
関節リウマチ(RA)患者において、自己抗原BiP由来のHLA-DR4エピトープを同定した。BiPエピトープ特異的CD4陽性T細胞はRA患者で末梢血・関節共に増加していた。この細胞群は炎症性サイトカインIL-17を産生しており、RAの病態形成に関与していることが推測された。更に、RAのモデルマウスに対してBiPエピトープを内服させることで関節炎に対する治療効果を確認した。本研究結果はRAの抗原特異的新規治療法開発につながると考えられる。
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日本臨床免疫学会誌
巻: 35(1) ページ: 46-50
Arthritis res Ther
巻: 1386 ページ: R191
DOI:10.1186/ar3520