研究課題
若手研究(B)
コラーゲン誘導性関節炎(CIA)はヒト関節リウマチ(RA)のマウスモデルである。今回、ケモカインCCL19とCCL21の制御するCIA発症分子機構を解析した。これらのケモカインを突然変異で欠損するpltマウスはCIAを発症しにくいことが判明した。CIAへの関与が示唆されているTh17細胞に焦点をあてて解析したところ、これらのケモカインは樹状細胞に作用しIL-23の産生を制御していることが判明した。CCL21によるIL-23産生はPI3K/Akt経路をへて転写因子NF-κBを介していることがわかった。以上はCIA発症機構に新知見を加えるものである。
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