研究課題
若手研究(B)
マスト細胞からの炎症性サイトカイン産生能を制御する新たな標的分子として、核内受容体の一つであるLiver X受容体(LXR)αおよびβに着目し、LXR活性化によって発現が抑制されるサイトカインの同定とその制御機構の解析を行なった結果, LXRαではなくLXRβを介してIL-1αおよびIL-1βの発現が抑制されることを明らかにした.これらの結果から, LXRβの活性化制御は,マスト細胞の炎症細胞としての働きを抑えるための有効なアプローチとなる可能性が示唆された.
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臨床免疫・アレルギー科
巻: 56(5) ページ: 642-647
http://www.kahyo.com/item/M201112-566
Biomolecular concepts
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