研究概要 |
木村らは、B群連鎖球菌がペニシリン結合蛋白(penicillin-binding protein, PBP) 2Xに変異を獲得することで、ペニシリン低感受性になることを既に報告した。これらペニシリン低感受性B群連鎖球菌(Group B streptococci with reduced penicillin susceptibility, PRGBS)のうち、セファロスポリン系薬に高いMinimum inhibitory concentrations(MICs)を示す株は、PBP2Xのみならず、PBP1Aに変異を獲得して、セファロスポリン系薬に耐性を獲得していることを明らかにした。
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