研究課題
若手研究(B)
本研究では、末梢リンパ球とタンデムマス質量分析を用いた脂肪酸β酸化能評価法によって、脂肪酸代謝異常症の中でも頻度が高い、中鎖アシルCoA脱水素酵素(MCAD)欠損症、極長鎖アシルCoA脱水素酵素(VLCAD)欠損症、グルタル酸血症2型(GA2)の診断が可能であることを示した。線維芽細胞と比較して侵襲が少なく簡便なリンパ球を用いる本方法は、現在広がりつつあるタンデムマスによる新生児マス・スクリーニングにおいて、脂肪酸代謝異常症の補助診断として有用である。また、細胞内/外の遊離カルニチン比をみることで、カルニチントランスポーター異常症(OCTN2異常症)の診断にも応用が可能である。
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