研究課題
若手研究(B)
難治性の小児固形腫瘍である神経芽腫における新規治療法の開発を目指すべく、がんの発生・進展に関与すると考えられる膜タンパク質であるNLRR1の作用機序の解析を行った。NLRR1は脂質ラフトと呼ばれる膜構造を介して増殖シグナルと細胞分化シグナルを制御することが明らかとなった。また、NLRR1を認識する抗体を作製し、細胞増殖を抑制する機能を持つ抗体が発見されたことから、NLRR1ががん治療における標的分子となり得ることを示した。
すべて 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件)
Cancer Research
巻: 72(17) ページ: 4587-96
DOI: 10.1158/0008-5472.CAN-12-0943
Clinical Cancer Research
巻: 17 (21) ページ: 6681-92
DOI:10.1158/1078-0432.CCR-11-0313