研究課題
若手研究(B)
ヒト髄膜細胞をHGFで刺激し、semi-quantitative RT-PCRによりMMP-9 mRNA発現量の変化を調べたところ、濃度依存性にMMP-9発現量が増加した。この効果はMEKおよびPI3Kの特異的インヒビターによって抑制された。また、HGFとTGF-beta1にはMMP-9発現増加の相加効果を認めた。本研究の結果は、早産児の脳室内出血後水頭症が自然軽快するメカニズムの一端を明らかにし、HGFを用いた出血後水頭症治療応用の可能性を示すものと考えられる。
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Early Hum Dev.
巻: 86 ページ: 251-54
DOI:10.1016/j.earlhumdev.2010.03.007.