研究課題
若手研究(B)
ヒツジ胎仔の脳白質損傷モデルを用いて脳虚血性病変をMRIで撮影し,その異常信号の特徴と組織病理学的所見との関連性を解析した.巣状脳白質損傷が誘導された5例では予想どおり病変部に一致して「T1高T2低信号」が認められたが,病変がなかった3例でも「巣状T1低」「びまん性T2高」「巣状T1高/T2低」などの異常信号が観察された.後者は臨床上問題となるびまん性脳白質損傷の初期病理像をMRI信号で捉えた可能性があるため,免疫染色を追加して希突起膠細胞系の発達段階について今後詳細な解析を追加する予定である.
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